(初稿日:2011/05/09)
以前から読んでいた書籍ですが、リスティング広告を広告代理店から自社運用への移行にあたり読み直してみました。
リスティングとはどのような広告で、特性、仕組みはどのようになっているか?から具体的なキーワードの探し方や、アカウントのキャンペーン、広告グループ、キーワードの設定方法、運用開始してからの最適化の手順や考え方が細かく記載されております。
小手先の技術ではなく、リスティング広告の「本質」を学ぶことができる書籍となっており、リスティング広告を学びはじめた際に道標の1つとして、とてもたすけていただきました。
そんなわけで、特に大切思っている点をレバレッジメモ。
レバレッジメモ
「キャンペーン」単位でできること
予算管理、地域ターゲティング「広告グループ」単位でできること
広告文の作成、キーワードのグルーピング「キーワード」単位でできること
見込みの高いキーワードを数多く集め、訴求幅を広げる4タイプでの分析
・有名ブランドタイプいかにCPAを安く獲得するか
・オリジナルタイプ
CPAが高く、リピーターを獲得できるか
・ニッチタイプ
競争が少なく、コストが安くすむ
・総合タイプ
キーワードも予算も膨大になりがち
CPAが安いほど良いというのは幻想
低く抑えるために、広告露出が制限されクリック数がへると機会損失を生むことに。ライフタイムバリューで考える。コンバージョン数の最大化とCPAとのバランスが大事でCPAが高く利益が少ないがコンバージョン数が多いのも、CPAが低すぎてコンバージョン数が少ないのもダメ。
広告文は1つの「点」にすぎない
キーワード、広告文、ライティングページ、コンバージョンは、それぞれ施策の中での1つの点でしかない。施策の点と点が線で結ばれてこそ成果となる。
検索キーワードにはモチベーションがある
モチベーションの高いユーザーほどコンバージョン率が高くなる傾向がある。モチベーションごとにグループわけし、各モチベーションにあったキャンペーンをつくり、予算調整をしていく。