Googleデータポータル(Google Datastudio)について記載された海外のブログで、ディメンションに絵文字を使うという面白い視点の記事がありました。
絵文字は万人受けするものではないと思いますが、使い方によっては伝わりやすくなることもあるかもしれません。
そのブログの筆者さんに、twitter経由で当ブログにて紹介してもよいかお聞きしたところ、快諾いただくことができました。
少しではありますが、ディメンションに絵文字を試してみた際の感想を記載してみます。
ディメンションに絵文字を使う方法
Googleデータポータルのディメンションに絵文字を使う方法は以下のように計算フィールドを利用します。
1.データソースの編集画面をひらく
データソースの編集画面をひらきます。権限がない場合は、権限を付与してもらいましょう。
2.絵文字を使うディメンションをつくる
絵文字を使いたいディメンションを計算フィールドで作成します。
例えば、下記のような関数となります。
CASE
WHEN デバイス カテゴリ = "mobile" THEN "📱"
ELSE "🖥"
END
3.データソースの編集を終了する
計算フィールドでディメンション名を絵文字へリネームするだけですね。
絵文字ディメンションの使用例
絵文字表示したディメンションを使ったレポート例をいくつか作ってみました。
デバイスカテゴリを絵文字で表現
eコマースの商品カテゴリを絵文字で表現
Googleアナリティクスのディメンション「商品カテゴリ」を絵文字へリネームしました。ディメンションに絵文字を使ってみた感想
レポートを作ってみたときの感想も書いておきます。
メリット
- テキストだけのディメンションよりダイレクトに伝わる気がする
desktop、mobileとテキストで記載されているより、絵文字の方が視認性が高く、伝わりやすいケースもあるかも?とは思いました。デザインとしても良いと思う方もいるかもしれません。
- スマホ環境で見やすそう
Googleデータポータルはスマホでもレポートを閲覧できます。
スマホという小さな画面に表示された細かく小さなテキストより、絵文字の方が見やすいと感じる方は多いかもしれません。
デメリット
- 万人に伝わるものではない
- 絵文字がない場合がある
- 絵文字を探すのに時間がかかる